学年の切り替わりや引っ越しのタイミングで、古い教科書をまとめて片づけたくなることがあります。紙類なのは確かなのに、表紙の素材や付録が混ざっていると、ここに出していいのかと手が止まりますよね。名前や書き込みが入っている場合も、そのまま出してよいのかと気になる方が多いようです。
地域情報メディア『サカイノワ』のエリア担当ライター、ユウキです。わたし自身も子どもが学年を上がるたびに教科書を片づける機会があり、堺市の分別ルールを確認しながら毎回少しずつ整理してきました。今回は、迷いやすいポイントを先に整理して、次に動きやすい形でまとめます。
教科書の分類と出し方の基本、表紙や付録の扱い、名前の書き込みへの対処、束ね方と収集のルール、そして他の教材も一緒に出すときの注意を順番に見ていきます。
教科書が紙類でも迷いやすい三つの理由
教科書は一見すると普通の本と同じに見えますが、表紙にビニール加工が入っていたり、付録としてCDや下敷きが挟まっていたりすることがあります。
名前や書き込みが入っている点も、ほかの紙ごみと少し違う感覚を生む理由の一つ。まとめて出すときに「このまま出していいのか」と一度立ち止まる人が多いのは、こういう事情からだと思います。
堺市で先に見ておきたい分別案内のページ
堺市の公式サイトには「家庭から出る紙類・布類のリサイクルの方法」というページがあります(2026年3月更新)。教科書やノートの分類から、禁忌品の一覧まで確認できるので、迷ったときはまずここを見るのが早いです。
分からない品目を手早く調べたい場合は、市の分別辞典(WEB版アプリ「さんあ~る」)も使いやすいです。出し方や収集日の確認も同じページからできます。
教科書は「雑誌・その他の古紙」として出せる
堺市の公式ルールでは、教科書は「雑誌・その他の古紙」として資源に出せます。ノート、書籍、カタログなども同じ分類です。
ただし、新聞と一緒に束ねるのは避けてください。「新聞」と「雑誌・その他の古紙」は別の分類で、混ぜると資源化の妨げになります。
表紙や付録で取り外したいものの見分け方
見落としやすいのが、表紙のビニール加工や付録の素材です。教科書の表紙を指でこすってみて、ぬめりがある、または紙を破ったときに破れ目にビニールが見える場合は、加工されている可能性があります。
そのような表紙は生活ごみへ、本文部分は雑誌・その他の古紙へ分けるのが基本の考え方。付録のCDやプラスチック製の下敷きは、外してからそれぞれの分別に従って出します。
- ホッチキスの針
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付いたままで出しても問題ありません。
- クリップや金具
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取り外して、小型金属として出します。
- 付録のCD・DVD
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外して不燃ごみまたは生活ごみへ出します。
名前や書き込みがある教科書の対処の仕方
堺市の公式Q&Aでは、個人情報が記載された紙について「個人情報部分を切り取る、または塗りつぶしてから出してください」という案内があります。
名前シールが表紙に貼ってある場合は、シールをはがすか塗りつぶしてから出すのが安心です。書き込みがどの程度個人を特定できるかは家庭によって違うので、気になるようであれば名前の部分だけ処理しておくのが無難。わたしは油性マーカーで塗るだけでも十分だと感じています。
束ねるか袋に入れるかの確認
堺市では、雑誌・その他の古紙は「大きさをそろえてひもで十字にしばる」または「紙袋に入れてひもで十字にしばる」のどちらかで出します。ビニール袋への入れ替えはNGです。
ひもは紙ひもを使うのが推奨されています。ビニールひもだと手作業で除去が必要になるため、現場の負担が増えます。紙ひも一本でそのままリサイクルに回せる。
ビニール加工の表紙、クリップ、付録CDなどを取り外します。
名前シールを外すか、油性マーカーで塗りつぶします。
紙ひもで十字にしばるか、紙袋に入れてひもで十字にしばります。
地域の集団回収日、または近くの回収拠点の営業時間内に持ち込みます。
ノートやプリントと一緒に出すときの注意
ノートもプリントも、教科書と同じ「雑誌・その他の古紙」として出せます。ただし、シュレッダーにかけた紙は例外。細かく裁断してしまうと元の材質が判別できなくなるため、堺市では生活ごみに出すよう案内されています。
小さなメモ用紙や切れ端は、ばらばらのまま束ねると飛び散ります。封筒にまとめて入れるか、雑誌に挟み込む方法が使いやすいです。
- ノート:そのまま束ねてOK
- プリント類:束ねるか封筒にまとめる
- シュレッダー紙:生活ごみへ
- 画用紙:絵具・クレヨン付きは生活ごみへ
雨の日に出すときに気をつけたいこと
古紙を雨の日に出すと、濡れた状態で束ねた紙が固まり、リサイクルに適さなくなることがあります。集団回収の当日が雨の場合は、次回の収集日まで持ち越すか、雨よけをして出すのが安心です。

雨の日は次の収集日に回すのが無難ですよ
よくある失敗と向かないケースの整理
まず押さえておきたいのは、ビニール袋への入れ替えです。分かりやすいのでついやりがちですが、これはNGです。袋ごとリサイクルできないため、そのまま回収を断られることもあります。
新聞と教科書を同じ束にしてしまうのも避けてください。資源化のルートが異なるので、分けて束ねることが大切。わたし自身、一度まとめてしまって後から分け直したことがありました。先に分けておく、これだけで当日かなり楽です。
集団回収と回収拠点の確認の仕方
堺市では、まず地域の集団回収(自治会・こども会など)への参加を推奨しています。回収できる品目や出し方は住民団体によって異なるため、詳細は各自治会か回収業者に確認が必要です。
集団回収が利用できない場合は、区ごとの回収拠点が堺市公式サイトに一覧で掲載されています(Googleマップでも確認可)。北区であれば「朝日新聞サービスアンカー堺」や「読売センター北花田」などが掲載されています。いずれも事前にひもでしばって持ち込みます。
今日、一冊だけ手をつけてみてほしい
教科書の山を一気に片づけようとすると、途中で迷いが出て止まることがあります。まず一冊だけ手に取って、表紙の素材と付録の有無を確認してみてください。それだけでも今日の一歩になります。
名前を塗りつぶして、紙ひもで束ねてみると、それほど手間じゃないと感じることが多いです。わたしも最初は面倒だと思っていたのですが、やってみると一学年分でも意外とすぐに終わるんですよね。
週末に少しだけ時間を取って、一学年分だけ分けてみる。それが終わったら、堺市公式サイトで近くの回収拠点を一か所だけ確認しておく。その二つで、片づけの流れが自然にできてきます。この記事が少しでも動くきっかけになったらうれしいです。













